2017年6月15日、徳島大学常三島キャンパス 常三島けやきホールにおいて、国立環境研究所 江守正多氏を講師にお迎えし、公開講演会「地球温暖化と私たちの未来~地球温暖化に対し、私たちができることについて考えてみませんか~」を開催しました。

本公演会は、徳島大学の授業「とくしまの環境を学ぼう」(前期)を市民の方に公開する講座です。

江守先生からは、地球温暖化の現状や今後の予測、温暖化になった場合のリスク、また、その対応策や適応策などについて、最新トピックスを交えて解説いただきました。先生からは、「Climate Justice(気候正義)」など、はじめて聞く言葉もありましたが、分かり易く説明いただきました。

学生や市民の皆様からは、「地球温暖化対策が進めば、海面上昇は止めることができるのか」、「経済発展する途上国にとり、パリ協定締結は、発展の足かせにならないか」など、たくさんの質問をいただきました。

講義後も、江守先生に質問をされたり、意見交換をされている方もいらっしゃいました。

受講した学生の方からは、「温暖化の現状を理解するとともに、自ら何ができるのか常に考えたい」、「温暖化により被害を受けるのは自分たちの世代であることを自覚し、自ら行動を起こすとともに、他の人にも地球温暖化について伝えていきたい」、「大学で知識を身につけ、二酸化炭素削減に貢献したい」などの感想をいただきました。

 

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