那賀の里低炭素サミットin木沢/グリーンニューディールサミット
近年関心の高い低炭素社会や再生可能エネルギーをテーマにした「那賀の里低炭素サミットin木沢」が平成23年11月18日から3日間、今年10月に「地域グリーンニューディールコア」に指定された那賀町で開かれました。
本サミットの2日目には、地域初の「グリーンニューディール」の推進を目的とした「グリーンニューディールサミット」が開催され、徳島県における研究者や技術者など第一線で活躍するキーパーソンによるホットな話題提供が行われました。
まず、最初に阿南工業高等専門学校の加藤研二准教授による「低炭素社会の構築に向けて」と題した基調講演が行われた後、産学民官の代表者6人から小水力発電やバイオマスの利活用への取り組み、新技術・研究の動向や社会への導入、産学民官の協業体制、マスメディアによる合意形成などが紹介されました。その後に行われた討論では下記のような意見が出され、那賀町の今後の在り方について、熱い議論が展開されました(以下)。
・自己完結型のバイオマスタウンを構築してほしい。
・自治体が挑戦する姿勢を見せた時に、初めてチャンスがうまれる。
・那賀町は広くて適地を選ぶのが難しいかもしれないが、全体のバランスを考えながらの開発を進めることが重要。
・那賀町は間伐材などから木質ペレットを製造することに成功した。次は、この木質ペレットをコンスタントに供給できる「場」を生み出さなければならない。
・再生可能エネルギーという新しいシステムを導入するためには、国や県などの「変わらないシステム」をなんとかしなければ。
・那賀町の基幹産業である「林業」をベースとした新エネルギー創造は、これからの時代において不可欠であるが、最終ゴールを明確にしたうえで、採算に合うもの、確実に実現できるものから取り組むべきである。
最終的には、坂口博文那賀町長による
・(再生可能エネルギー導入に関して)夢を見すぎるのもよくないけれど、夢を見ないとやっていけない。
という前向きな意見をもって、グリーンニューディールサミットは閉幕しました。
また、サミット期間中は会場の一つである四季美谷温泉において、県内外の企業等による新エネ・省エネ関連設備や電気自動車の展示、産学民官協働で行われている低炭素社会構築に向けた対策などのパネル展示も行われ、サミット参加者はその最先端の取り組みについて興味深く見入っていました。
今後は、那賀町と同じく「地域グリーンニューディールコア」に指定されている徳島市、海陽町においても、今回開催された「那賀の里低炭素サミットin木沢/グリーンニューディールサミット」のような産学民官を巻き込んだ再生可能エネルギーの活用についての協議、そして実際の導入へと繋げていくための取り組みを行っていきたいと考えています。







