平成27年度も、県民の皆様に環境の取り組みを知ってもらい、参加してもらうために、色々な事を行いましたので、その中の一部をご紹介いたします。
① 環境学講座・出前講座
地球温暖化に係る出前講座を県内の小中学校で実施しました。出前講座では、環境紙芝居や、環境〇×クイズ、自然エネルギーに関する実験等を通して、地球温暖化対策や環境首都とくしま・未来創造憲章キッズバージョンの普及啓発を図りました。
親子環境学習では、 7月19日あすたむらんど徳島で「親子ふれあい学習」 7月25日阿南市科学センターで「サマーサイエンススクールin阿南市科学センター」 8月1日吉野川ハイウェイオアシスで「エコサイエンス教室in東みよし町」 を実施し、親子で一緒に楽しみながら環境について学んでいただきました。
とくしま環境学習フォーラム 1月30日に徳島市シビックセンターにて開催しました。フォーラムでは、四国海と生き物研究室 代表の岩瀬様に「地球環境と里海の環境」について講演して頂きました。続いて、池田中学校、富岡東中学校、伊島小学校、神山中学校、城西高校の生徒の皆さんによる環境の学び発表会を行い、その様子は3月7日の徳島新聞に大きく掲載されました。
②自然エネルギーに関する学習の推進
エコみらいとくしまは、隣接する徳島県企業局「マリンピア沖洲太陽光発電所」の設置に合わせ、「太陽光発電所展望室」を設置しています。展望室では、太陽光発電所を見渡せるほか、現在の発電状況を表示するモニターや、発電所で実際に使用しているものと同型の実物パネルを設置しています。その他、水車や発電バイク、発電機の模型などを設置しており、それらを自由に体験することができます。また、館内に掲示している解説パネルと併せて、省エネや小水力・太陽光などの自然エネルギ-を学ぶことができます。当センターに訪問していただいた皆様には、体験学習や資料による説明等を通じ、自然エネルギ-や地球温暖化に関する理解や関心を深めていただきました。
③自然エネルギー探検隊
8月2日、23日、小中学生とその保護者を対象に、「地球にやさしいクリーンエネルギー」である「太陽光発電」や「水力発電」、「風力発電」の仕組みを楽しく学んでいただきました。まず、徳島市のマリンピア沖洲太陽光発電所やエコみらいとくしまの見学をしました。次に、那賀町の川口ダム・川口発電所では担当者から水力発電の仕組みを説明していただきました。その後、子供達は、背中の太陽電池に光があたるとブルブルとコミカルに動くソーラーバッタを作りを通じ、再生可能エネルギーについて学びました。
④ 環境首都・新次元とくしま普及啓発
「環境首都とくしま・未来創造憲章」の趣旨や行動指針を県民に広め、実践行動を促すよう、県・教育関係者・環境保全団体と普及・啓発に取り組みました。
徳島県地球温暖化防止活動推進センターでは、「環境首都とくしま・未来創造憲章」普及のため、パネルや紙芝居・クリアファイルの作成、自然エネルギー探検隊等の親子対象のイベント、放課後児童クラブにおける出前授業などを行いました。