2017年7月30日と8月30日の2日間、徳島県企業局主催事業「とくしま自然エネルギー探検隊」を夏休みバスツアーとして開催しました。
参加者は小中学生とその保護者の方です。
午前8時30分から受付開始。出発までの時間、自然エネルギーの実験道具を体験していただきました。
9時にエコみらいより大型バスに乗って出発!
はじめに、小松島市にある和田島太陽光発電所の見学をしました。
徳島県は、全国トップレベルの日照時間や、豊富な森林資源を有する「自然エネルギーの宝庫」です。
ここの発電所では年間発電電力量2,418,000kwhで、これは一般家庭670世帯分に相当します。
また、災害時には災害対応分電盤から照明や携帯電話等に電源が供給できるとの説明もありました。
再度参加者はバスに乗車。次なる目的地、那賀町の川口ダム自然エネルギーミュージアムへ向かいます。
1時間ほどバスに揺られ到着。ここでは1班と2班に分かれ、川口ダム発電所とミュージアムの見学をしました。
参加者全員ヘルメットを着用し、普段一般公開されていない発電所内の見学へ、いざ出発!
徳島県の企業局の方より、川口ダムが有する治水・利水機能や水力発電のしくみを説明いただきました。
川口ダムミュージアムではデジタルアートやコミュニケーションロボット、水素や太陽光、風力発電の実験体験などの展示があり、参加者の皆さんも楽しみながら見学されました。
その後、川口ダム近くにある「相生森林文化公園あいあいらんど」にてBBQを行いました。
皆さん、森の中でおなかいっぱいお肉を食べました。
まだ食べられるのに、捨てられている食品「食品ロス」について少しお話をさせていただきました。
野菜・ウインナーは食べ放題形式でしたが、参加者の皆さんが食べれるだけ取り分けてくれていたので、食べ残しはほとんどなく気持ちよく後片付けができました。
その後は、「あいあいらんど」の広場にてオリエンテーリングがあり、あいあいらんど職員大平さんの進行で、参加者のみなさんは、広場内15ヵ所に隠された環境クイズを記載した板を探しだし、その問題を順次解いていきました。
室内に入り、問題の答え合わせをして、正解数の多い上位3組に「エコみらい」から那賀町の特産品を贈呈させていただきました。
その後、自然エネルギー教室を行い、徳島県学生地球温暖化防止活動推進員による環境紙芝居を見ていただくとともに、環境首都とくしま・未来創造憲章についてお話しました。
工作では、太陽電池で動く「ソーラーバッタ」を作成をしました。
子どもたちは、完成したソーラーバッタに光を当てると「ジージー」と動く様子を興味深くみていました。
これで自然エネルギー探検隊のバスツアーは終了です。
バスに乗って再び「エコみらいとくしま」へ。自然エネルギーや環境について楽しく学んでいただいた1日でした。