2017年9月10日、エコみらいとくしま1階会議室にて、「自然エネルギー教室inエコみらいとくしま」を開催しました。
講師は徳島県地球温暖化防止活動推進員の大垣光治氏、特定非営利活動法人徳島環境カウンセラー協議会の津川なち子氏です。
はじめに、このまま地球温暖化が進んだ場合、2050年の気象がどうなるかを説明した「未来の天気予報」を見ていただいた後、エコみらいスタッフが地球温暖化の説明をしました。
子ども達には「とくしま★ストップ温暖化隊 たいいんてちょう」を用いて、環境首都とくしま・未来創造憲章の普及啓発を行い、環境に優しい取り組みをしていただくようお願いしました。
続いて、大垣氏による、自然エネルギー教室です。
水素の実験では、水より電気を通しやすいことから、イオンウォーターを使用しました。
鉛筆の芯を電極として、電池につないで、水(イオンウォーター)を電気分解し、水素と酸素を発生させました。
その後、その水素と酸素の化学反応により電気をつくり、オルゴールを鳴らしました。
この原理は、燃料電池自動車に利用されているとの説明がありました。
次に、瞬間冷却剤作りです。
袋に入っている、尿素に水を入れた途端、すぐに冷え始めました。
皆さん興味津々で、瞬間冷却剤のしくみを講師に質問していました。
いすや机を移動して、津川氏による「環境カルタ」を行いました。
環境カルタでは、熱心に競い合っていましたが、お互い譲り合い、楽しくカルタをとりながら環境問題について、学んでいただけました。
最後に、段ボールの穴から煙の輪が飛び出す空気砲や、ペダルを踏むと発電できるバイク、風を受けて動くロボットなど、常設の自然エネルギー体験機器にも触れていただき、自然エネルギーについて楽しく学んでいただきました。