徳島県地球温暖化防止活動推進センターでは今年度より、鳴門市板東小学校での、地球温暖化とコウノトリをテーマとした環境学習(対象:6年生児童)の支援に係わらせていただいております!※板東小学校での環境学習は、徳島県の「環境学習実践モデル事業」の一環として実施されています。板東小学校での環境学習への支援は、徳島県、一般社団法人地球温暖化防止全国ネット、徳島県地球温暖化防止活動推進センター、認定NPO法人とくしまコウノトリ基金等が係わっています。

第2回の環境学習が6月19日(水)に開催されました!第2回は、野外の実習で、「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」の取組み田んぼでの田植えと、コウノトリの観察です!

なお、「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」は、地域の農家さん、(株)本家松浦酒造、認定NPO法人とくしまコウノトリ基金が係わっている取組で、コウノトリの食物となる田んぼの生き物を増やすため、特別な方法(化学農薬、化学肥料の使用量が当地比5割減)で栽培・収穫したお米で、日本酒を造るというプロジェクトです。特に化学肥料には原料として、地球温暖化の原因となる化石燃料が使われていることから、化学肥料の使用を減らした農業は、地球温暖化の防止にも貢献します!

当日は、農家の谷口さんから、どのようにお米を作っているのかについてお話をしていただいた後に、(株)本家松浦酒造の三谷さんから、お酒づくりやお酒の売り上げの一部がコウノトリの保護活動に使われていること等についてお話をしていただきました(^^)/

その後は、早速、田植え体験!みんな、足を取られながらも、昔ながらの農機具を使って、頑張って苗を植えていきました!

そして、田植え後はコウノトリの観察!望遠鏡や双眼鏡を使って、巣の上にいる4羽の雛を観察しました!

今回の田植えや観察を通じて、この地域の農業、そして、コウノトリを、より身近に感じてもらえたのではないかと思います(^^)/

なお、当日は四国放送や徳島新聞の取材もあり、四国放送での放送の内容は、以下のウェブサイトから視聴できますので、是非、ご視聴ください!

https://news.yahoo.co.jp/articles/19f8ebf2c4282302a9e1e369ff098c1f312af7f3

次回、第3回の板東小学校での環境学習は、「気候変動時代における農地の多面的機能」についてです!