徳島県地球温暖化防止活動推進センターでは今年度より、鳴門市板東小学校での、地球温暖化とコウノトリをテーマとした環境学習(対象:6年生児童)の支援に係わらせていただいております!※板東小学校での環境学習は、徳島県の「環境学習実践モデル事業」の一環として実施されています。板東小学校での環境学習への支援は、徳島県、一般社団法人地球温暖化防止全国ネット、徳島県地球温暖化防止活動推進センター、認定NPO法人とくしまコウノトリ基金、JICA等が係わっています。

今回は、海外(スリランカ)とのオンライン学習!!

なお、海外とのオンライン学習は、地球温暖化の影響について、児童のグローバルな理解深化につなげることを目的として、板東小学校さんからJICAさんの「オンライン出前講座」にお申し込みをいただき、今回、JICA海外協力隊として、スリランカに派遣されている南優香先生から、スリランカでの生活や食べ物、スリランカで見られる生き物のほか、スリランカでの活動の様子や環境問題・気候変動の影響についてお話していいただきました。

スリランカで見られる生き物については、スリランカゾウやミズオオトカゲ、ヒョウ、クジラ、ウミガメ等の生き物が見られるほか、鳥も多くの種類が見られるようで、400種類が確認されているようです。また、クジャクが身の回りの身近な場所でくらしているようです。面白いですね!

そして、スリランカでの気候変動の影響については、暑すぎる日が増えてきて、暑いために警報が発令される日があること、農業では例えばニンジンがうまく育たなくなってきていること、漁業では風が強すぎて漁に出られていない日が増えてきていること、生き物では野生生物のすむ場所が変わってきていること、自然災害では大雨や洪水・土砂災害等が増えてきていること等、スリランカでも様々な面で深刻な影響が出ていることについてお話がありました。

また、スリランカにも絶滅が危惧されている生き物がいることをご紹介していただきました。

その後、板東小学校の児童から、コウノトリについての紹介タイム!

これまでの学習で学んだことを南先生に紹介するとともに、児童のみんなが描いたコウノトリの等身大のイラストを南先生に見せ、南先生もその大きさに驚いていました!南先生からは、「コウノトリのために何かしたい!という気持ちを大事にして、少しずつでもできるところから取り組んでほしい」と暖かいエールが送られました(^_^)/

その後は質問タイム!

「スリランカで有名なスポーツは?」「スリランカで日本食に似ているものは?」「スリランカでは雪はふるの?」等、多くの質問があり、その一つ一つに南先生が丁寧に答えられていました(^^)/

今後、2学期以降には、スリランカの学校の児童との交流も予定されており、板東小学校の児童は、「この地域のことをもっと多くの人に伝えたい!」と意気込んでいました(^_^)/ 楽しみですね!!