昨年、地球温暖化対策の新しい国際ルール「パリ協定」が発効し、各国で対策が進められています。徳島県では、気候変動に関する「新たな条例の制定」や「削減目標の設定」等、「脱炭素社会の実現」に向け取り組んでいます。
このような状況のもと、県民の皆様と一丸となり地球温暖化防止を推進するため、12月の「地球温暖化防止月間」にあわせ、2017年12月10日(日)徳島市そごう徳島店2階アミコドームや徳島駅・新町川周辺において「アースパレード2017inとくしま」を実施しました。
なお、このパレードは今年で3回目となり、今回は、徳島県学生地球温暖化防止活動推進員(学生推進員)が、企画・運営を行い、開催しました。
会場では「エコの木」を設置し、参加者のみなさんに「未来の地球へのメッセージ」を葉っぱに記入していただきました。「未来の子供たちに美しい地球を」、「身近なところから気をつけて、未来のため自分にできることを」など、皆様の想いが詰まった緑の茂った「エコの木」を完成させました。現在は徳島市西新浜町にある「エコみらいとくしま」にて展示しております。
学生推進員による司会進行で始まりました。
徳島県地球温暖化防止活動推進センター近藤センター長からの開会あいさつに続いて、徳島県と香川県の大学生による「ストップ温暖化宣言」を行い、地球温暖化防止への決意を表明しました。
いよいよパレードの開始です。会場から、ポッポ街を通り、新町橋まで、みんなで啓発プラカードや風船を手に、「ストップ地球温暖化!」、「未来の地球を守ろう!」などのかけ声をかけながら歩みを進めました。
新町川東公園では、NPO法人新町川を守る会の「ソーラー遊覧船」でパレードを行う学生さんにバトンを渡し、新町川を水上パレードし普及啓発を行いました。
つぎに、環境〇×クイズでは、地球温暖化やエシカル消費、食品ロスについて楽しく考えました。
その後、①地球温暖化、②食品ロス、③エシカル消費の3分野でプラカードコンテストを実施しました。最優秀賞と優秀賞の方には、賞状と賞品をお渡ししました。
徳島市昭和小学校ブラスバンド部のみなさんの演奏では、エコの木の葉っぱを演出に使用したり、とても盛り上がりました。
さらに、新野高校「緑のリサイクル・ソーシャル・エコ・プロジェクトチーム」の生徒さんは、道路や公園の除草作業から出る刈草を堆肥化した「もったいない2号」を用意していただき、通行中の方などに配り、日頃取り組んでいる環境保全活動をPRしました。
今回は、香川県からも学生推進員の方が参加してくださいました。当日来られなかったメンバーによる、プラカードの作成やアースパレード2017特設facebookのカウントダウンなど、多くの学生さんにご協力いただきました。
当日ご参加いただいた皆様、また、関係者の皆様、ありがとうございました。
当センターでは、今後とも、地球温暖化対策に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。