2017年12月16日(土)、徳島県シェアリングネイチャー協会の山引氏と野本氏をお招きし、第5回「ネイチャーゲーム」を開催しました。

ネイチャーゲームとは、シェアリングネイチャーの考え方に基づく活動で、豊かな自然に囲まれてさまざまな体験をすることにより心にも身体にも良い影響を与えてくれ、年齢や自然に関する知識に関係なく参加できるもの魅力の一つです。

講師のお二人は、子ども達の感性を育むためのお手伝いとして、30年前より日本でネイチャーゲームを始めたとのことです。小さい子ども達や、両親に体験して欲しいとのお話がありました。

まず初めに、アイスブレイクとして笛の合図があるまでスキップをしたり、くまやカエル・トンボ・蝶のポーズをしながら歩いたり、合図で即席3人組を作ったりして、身体を温めました。

次に、さまざまな種類の種が掲載されている『たねのずかん』を見ながら説明がありました。

植物が子孫を増やすため「種」には繁殖するための様々な工夫があります。風にとばされたり、はじけとんだり、水に流れていくのもや、動物の身体にくっつくものなど、皆さん興味津々にお話を聞かれていました。

その後、『ごちそうはどこだ?』ゲームの開始。

参加者は、外に出て、リスに変身し、緑チーム・ピンクチームに分かれ一人3個ずつのどんぐりを他のチームの人に見つからないように土に埋めて隠します。

合図で相手チームの隠したどんぐりをリスの爪に見立てた木の棒で掘りながら探します。

両チームとも半分以上のどんぐりが相手チームに見つかりました。その後、各チーム元の場所に戻り、はじめに自分たちが埋めたドングリを探しましますが、いくつか見つけることが出来ませんでした。その残ったどんぐりが、やがて芽を出し、どんぐりの木になっていってほしいです。

次は、『色で散歩』ゲームの開始。

「森の色合わせカード」を使い、その色に近い物を探します。

みんなカードの色に近い、葉や石、木の実などを一生懸命に探しました。

 

それを室内に持ち帰り、誰が多く、近い色を見つけることが出来たのか答え合わせです。

カードには18色あり、ほとんどの色の物を見つけることが出来ました。

最後に、講師持参の、水に流れて繁殖していく「ひしの実」を触ってみたり、風に飛ばされて繁殖する「さるすべり」の種を、実際飛ばして楽しみました。

毎回、その時期の旬をお届けするネイチャーゲームですが、次回1月21日(土)に開催しますので是非ご参加下さい!!