平成29年4月30日、「エコみらいとくしま」において、NPO法人徳島環境カウンセラー協議会 津川ちな子理事長をお招きし、「買い物ゲーム」を通じて、「フードマイレージ」について学んでいただく講座を開催しました。

「フードマイレージ」とは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標で、食料の供給構造を物量とその輸送距離により把握するものです。

参加者は、「1970年チーム」と「現代チーム」に分かれます。まずは、食事を作るため、買物に行くお店や、そこに行くまでの交通手段(徒歩、自転車、バス、自動車など)を選びます。そして、食事を作るため、お店で食材を買います。食材は、徳島で作られた物をはじめ、日本でも近隣県や遠くは北海道、さらに、アフリカや南米等の海外から来たものもあります。

それぞれのチームの発表です。1970年と現在の比較をし、日常生活の中で何ができるのかを考えていただきました。日本産でも長距離をトラックで運んできた食材は、海外から船で運んできた食材より二酸化炭素排出量が多いこともあります。

参加者からは、「フードマイレイージについて楽しく学ぶことができた」、「環境にやさしい生活に心がけたい」などの感想をいただきました。

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