徳島県地球温暖化防止活動推進センターでは今年度より、東みよし町立昼間小学校での、地球温暖化や防災・林業についての環境学習(対象:5年生児童)の支援に係わらせていただいております!※昼間小学校での環境学習は、徳島県の「環境学習実践モデル事業」の一環として実施されています。昼間小学校での環境学習への支援は、徳島県、一般社団法人地球温暖化防止全国ネット、徳島県地球温暖化防止活動推進センター、㈱ビッグウィル、JICA等が係わっています。

今回は、海外(スリランカ)とのオンライン学習!!

なお、海外とのオンライン学習は、地球温暖化の影響について、児童のグローバルな理解深化につなげることを目的として、昼間小学校さんからJICAさんの「オンライン出前講座」にお申し込みをいただき、今回、JICA海外協力隊として、スリランカに派遣されている南優香先生から、スリランカでの生活や食べ物のほか、スリランカでの活動の様子や環境問題についてお話していいただきました。

スリランカでの食べ物では、カレーやメッルン(ココナッツと薬物の和え物)、サンボーラ(ココナッツのふりかけ)という食べ物等が食されているようで、ココナッツやスパイスがたくさん使われているようです!また、スリランカは紅茶が有名ですが、現地の人たちは甘くして飲むのが一般的なようで、砂糖をたくさん入れて飲まれるようです。

また、スリランカでの環境問題については、ゴミの分別が曖昧で、また、設置されているゴミ箱が少ないなど、ゴミについての意識が低いことなどが挙げられていました。

そして、スリランカでの気候変動の影響については、暑すぎる日が増えてきて、暑いために警報が発令される日があること、農業では例えばニンジンがうまく育たなくなってきていること、漁業では風が強すぎて漁に出られていない日が増えてきていること、生き物では野生生物のすむ場所が変わってきていること、自然災害では大雨や洪水・土砂災害等が増えてきていること等、スリランカでも様々な面で深刻な影響が出ていることについてお話がありました。

その後は、児童から南先生への質問タイム!

「スリランカで見られる生き物は?」「虫ではどんな虫が見られますか?」「スリランカの子ども達の生活はどんなかんじですか?」等、多くの質問があり、その一つ一つに南先生が丁寧に答えられていました(^^)/

なお、今後、2学期以降には、スリランカの学校の児童との交流も予定されています!楽しみですね!!