2014年12月1日から、ペルーの首都リマで開催されていた国連機構変動枠組条約締結国会議第20回会合(COP20)が、会期を14日未明に終了しました。
今回の会議においては、3つの主要な論点がありました。
1.新しい国際枠組みの中での国別目標案(温室効果ガス排出削減目標等)のあり方
2.新しい国際枠組み全体の「要素」
3.新しい国際枠組みがスタートする2020年までの取組みの底上げ
各国の対立が激しく、期日を延長するほど交渉が長引きましたが、最終的には、各国が国別目標案として出すべき中身の最低限の情報要件と、かつ、各国が国別目標案を出した後に、それらをまとめた統合報告書をまとめるということになりました。
このことから日本においても、国別目標案を出せる準備を本格化していく必要があります。